STAP細胞 あの日

小保方さんの「あの日」を読んだ。

小保方さんのように研究員でなくても、少しでも実験系の研究室にいた人なら小保方さんの主張はよくわかると思います。

教授や指導教員は研究室のボスであり、その意向には逆らえないことが多いです。

少し乱暴かも知れませんが、たとえば実験でも期待の結果にそぐわないデータがあれば、指示があればそれは無視する手法もあるし、期待する結果が出るまで実験をすることもあると思います。

今回の騒動で「あの日」の主張通りに「STAP現象」は小保方さんが担当し、その後の「STAP細胞のキメラマウス」については若山教授担当であったとするならば、彼女にかけられている疑惑のほとんどは、彼女の担当ではなかったということです。

小保方さんのもう一人の相談者であった笹井先生が自殺をしたけれど、小保方さんもよく耐えたなと思います。

問題なのは日本人はいつからこんなに憶測やマスコミの一方的報道に乗っかって、ヒステリックに個人攻撃するようになったのでしょうね。
結局、彼女だけに「責任」を押しつけて、あとはだんまりを決め込む人達はどうなるのでしょうか?

日本では研究者としての道は完全に閉ざされた彼女には、海外での敗者復活と活躍を祈るばかりです。

最近はネットの「ウイッキペデイア」に書いてあることはすべて真実だと思っている若者が多すぎるし、ましてや売らんがための三流女性誌やインチキ週刊誌に書いてあることを信じてしまい、自分の意見かのように吹聴する人間が多すぎやしませんか?

この傾向は、最近の教育が与えられるだけで、自分で考えることを放棄した結果だと思う。
と、ある方から聞いたことがあります。

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