子供が傷ついてます!

アマゾンからやっと「静学スタイル」(井田勝通著)が届いたので午前中に一気読み!
「こりゃあ面白いなあ!」
やはり、一時代を自らの手で築いた人は説得力があります。

井田さんのこのメソッドや考え方が唯一無二の「正解ではない」と反発を感じる方も多いかもしれませんし、逆に井田メソッドが「これこそが絶対!」と思い他人に勧める人もいるでしょう。

どちらにしても、将来サッカー指導者を目指す人、現在サッカー指導者の方も一読の価値があると思いました。

さて、この著書中の厳しい練習のところを読んでいて、私が指導者であった頃に、あまりの厳しい練習に保護者から「子供が傷ついてます!」と言われたこと思い出しました。

今であるなら、「子供が傷ついているんじゃなくて(あなた)が傷ついているんでしょ?」と思うのですが、しかしあの頃の厳しい指導を見ていて保護者もついつい口を突いてでてきたのだろうと思います。
(保護者の皆様、ご迷惑をお掛けして、申し訳ございませんでした。)

これからの指導者は私の頃よりも大変になってると思います。
サッカー協会や保護者からは「パワハラ指導」だの「選手をリスペクトしろ」だのということでやりづらくなっていくのでしょうね。

解決方法を提案します。
将来のスポーツ指導は「指導スタイル決めて、それを保護者や選手に選んでもらう」方法を採用すればいいと思っています。

一方は「勝利」や「結果」という部分を強く求める指導方法やそのようなチームを選ぶ。
もう一方は「お習いごと」や「健康増進」「平等に試合に出る」といった部分を求める指導方法を選ぶ。

私の経験から「勝利や結果を求める」なら「汗」「資金」「情熱」が必要ですし、そこにはインチキな「平等」は存在せず「理不尽」と「競争」が必ずあります。

逆にもう一方を選択したなら保護者は「勝たせてください!優勝させてください!」なんぞと、口が裂けても言ってはいけません。
その代わりに「同じ時間」「平等」に試合に参加できるのですからね。

結論
「現在はこれを一緒にしてるから、ややこしくなるのではないでしょうか?」
これからはこのように「特色」あるチーム作りをして、それを選んでもらうほうがいいと思います。
そうすると指導者も保護者も「イライラ」と「ストレス」は随分と軽減されるのではないでしょうか。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です