私の母親は今年で88才。
数年前に脳梗塞を発症して、現在は施設で車いすの生活です。
実は私が大学を辞めこの仕事をはじめた理由の一つには、母の介護の時間を作ることもありました。
私の記憶にある幼い頃からの母の姿は「若いときから仕事一筋」という印象です。
あの「平澤興」さんとも同じ職場で仕事をしていたようですし、あの頃はみんなが一生懸命働くという時代背景があったのかもしれません。
母の日に面会に行くと「普通に仕事が出来ることに感謝しないとね」と話し始めました。働きたくても思うように身体が動かないもどかしさ、やりたくてもやれない歯がゆさ、そんな母の気持ちだったのでしょう。
今晩は「仕事」とは何なのかということを考えるきっかけにしたいです。
