言行不一致

ホームページやチームの宣伝では「選手に考えさせる」や「自主性を尊重する」と謳っているチームが試合になると監督がサッカーゲームのコントローラで選手を動かすように、細かい指示と罵声で選手に駄目出しをしている姿を見ることありませんか。

いっそのこと普段から「うちのチームは勝利(結果)のために指示を出し続けたり、怒り続けます!」と潔く言っていればいいのだけれど「建て前と本音」を使い分けている姿はかっこよくはないですよね。

人間を動かす4つの条件があると言われます。

それは「利」と「理」と「情」と「恐怖」
中学生以下のサッカーは「恐怖」でコントロールすることが一番楽かも知れません。

普段から選手に「理」を説いて「情」で動機付けをしているチームの指導者は、時間がかかりますが将来育つ選手を多く輩出しているようです。

先日、熊谷の「農業とサッカー」師匠に言われました。
「化学肥料で育てた作物は見た目は立派だけれど美味しくないし弱いんだよ。サッカーも同じで、結果のためだけに、怒鳴ったり勝ち方を教えていると結局は普通の選手になることが多いな。」

大会や試合時にそんな観点で観戦すると「結果」「勝利」とは違った指導者の「資質」「コンセプト」が見えてくるかもしれません。

サッカー

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