小さな悩みが馬鹿馬鹿しくなりました。

昨晩は臨時理事会を開催して、講師に世界を飛び回り大成功し、現在はハワイ在住のコンドミニアムで悠々自適で暮らしている方をお招きしてお話をうかがいました。

講師の方は若い頃は、日本から片道チケットを握りしめて中南米やニューヨークへ飛び出し、そこで知り合った人と世界中をかけ巡り宝石バイヤーとして活躍しておられました。

その頃のお話は非常に魅力的でしたし、現在の外国から見た日本の感想も面白かったので少しだけご紹介します。

ダウンロード (6)世界中を駆け巡る中で「命の危険」も何度かあったようです。
1年中休みなしで働き「休養や睡眠」は移動の飛行機の中というハードスケジュールでの仕事をこなすという日常。

現在ならブラック企業だとか、法規違反だとかと騒がれるのでしょうが、世界で勝負するということは、人が休んでいる時、人が寝ているときが勝負ということなのだと語ってくれました。

語学も数カ国語を操れるので、語学取得の秘訣をお聞きしました。

「人間は必要に迫られたり、最後ギリギリのところまで追い詰めらたら、語学習得ぐらいなんてことはない。」そうです。

取り組んでいることに必死かどうかということなんでしょうね。

また、世界で成功(活躍)して、海外に住んでいる多くの日本人は、現在の日本を心配し憂いていると話しているそうです。

さらに、彼らがやってきた「経験」や「ノウハウ」を日本人に還元したいとも話してくれました。彼らにとってオリンピックは海外に住む日本人にとっては、日本人のアイデンテイテイーを再認識させられると言います。
日本の素晴らしさは海外に住む日本人達の方が実感しているようです。

若い頃の苦労話をお聞きしているなかで、私の悩みなんぞ「ちっぽけなもの」と感じてしまいました。

そして、私ももう一度、外国に出て行きたいというモチベーションと勇気をもらえたような気がします。

ダウンロード (7)最後に「ビジネス」や「働く」ことって何だと思いますか?
との質問をさせていただきましたが、その回答は私の胸の中にしまっておきたいと思っています。

世界に出ていって活躍できる人と、そうでない人の違いは何でしょう?

「運」「努力」「知恵(アイデア)」その集合体でしょうか?

とりあえずはスポーツでもビジネスでも、世界のスタートラインにつくことですよね。
遠くから「批評」したり「非難」したりの口先番長には世界の扉を開ける権利さえ与えられないのだと思います。

指導者を目指している全国の若者達には、いつか「世界」という視線を持ち続けてもらいたいし、その努力は怠らないで欲しいものです。

「神様は乗り越えられない試練は与えない。」らしいです。

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