サッカー選手よりも現役を引退した後の方が人生は長いことは、みんな頭の中では理解しているようです。
しかし、現在、元Jリーガや元日本代表という看板がどこまで通用するのでしょうかね?
最初はチーム育成部門やスクールコーチに職があっても、給料は上がらないから結局は辞めざるを得ないようですし、協会やチーム幹部になれるのは、本当に一握りの人間です。
知り合いの元Jリーガで引退後に大学に入り直し、教員免許を取り、今は県立高校教師でサッカーを指導している人がいますが滅多にない話ですよね。
以前、J理事で「そろそろサッカー選手のセカンドキャリアを真剣に考える時期が来ている。」と話してくれた人がいて、具体的にいうと、元Jリーガーがサッカーキャリアを活かして海外でも「指導者」として活躍できる環境も必要だということで、私のベトナムサッカー事業もそんなところからも繋がっていました。
毎年100人以上のJリーガが引退するようです。
セカンドキャリアでサッカークラブ立ち上げる選手も多くなってきていますが、本田選手のようにあれだけのネームバリューがあるなら特別ですけれど、今や元Jリーガーだけでは選手は集まらない時代になってます。
元Jリーガであろうが、一般人であろうが、生業としてサッカーチーム組織を立ち上げることや存続させることに一番重要なことって何でしょう?
答えは「指導者の背中」(生き方)になると思います。