昨年からどうやったら月謝が0円の総合スポーツチームを作ることが出来るかを考えています。
こんな不況下でもあり、質の高い指導者や施設でスポーツをやらせたくても、お金の問題でなかなか通わせることができないという話を聞くようになりました。
数年前は「福島から避難してきた選手」は月謝0円で迎え入れたことがありますが、その時にいつかはチーム選手全員が月謝なしでスポーツが出来る環境を整えることが出来ないかと思いはじめました。
とはいえ、施設運営や人件費といった必要経費は必要です。
長い間少年団をやってきた経験から、ボランテイア運営に頼るのも限界があることは実感していますしスタッフの「質」という点でも不安が残ります。
選手会費収入に頼らない運営をするには、他事業収益を増やすか、篤志家(とくしか)による寄付という手段があります。
昨年から当団体は「政府認定NPOの申請」に向けて準備を進めています。
これは、NPO法人に寄付をしてくれた方に寄付額に応じて税金控除が受けられるという法人になることですが厳しい審査があります。
当法人の目標は、このシステムから育った子ども達(選手)が将来はスポーツの分野だけでなく、起業家になったり、政治家になったり、教育者になったりして、この地域のために、子ども達のために、施設のために力を貸してくれる人間が育つ場所にすることです。
もしかするとNPO法人だけでなく、多くのスポーツ団体が将来の新しいスポーツ運営のビジネスモデルになる可能性はあると思います。
しかし、「月謝0円」誰もやったことがないケースなので、現在は多くの有識の方々に相談をさせていただいています。
NHK朝ドラで五代さんがあさに「海に最初に飛び込む、ファースト・ペンギン」になれと説いていましたが、何年かかるかわかりませんが、実現に向けて精進していこうと考えています。
「思うは招く」は植松努さんだったけな?