「生業（職業）として新しくサッカークラブを立ち上げたいのです。」
と相談を受けることが多くなってきています。
レッドオーシャン（競争の激しい市場）
ブルーオーシャン（競争の少ない未開発市場）
と定義するならば、スポーツクラブ運営は、少なくてもブルーオーシャンではないよと答えます。
それでも、新しいクラブがドンドン立ち上がるのは、「楽（らく）そう」「面白そう」「自分の好きなことが職業」というように外からは見えるのかも知れません。
立ち上げるのには、だいたい二つの道があり、まったく新規でやりはじめる人と、いままでどこかの組織に所属していて、ある程度ノウハウを得てからやりはじめる人達です。
後者は、少なくてもある程度の知識があるので、なんとかなると思っているのかもしれないですけれど、たんなる指導者の立場と、組織運営する立場には大きな差があることは、やってみればすぐに理解できるでしょう。
だからこそ「この苦労が面白い」と思えるかどうか、また、従来から脱した「新しい発想」があるかどうかは重要な要素かもしれません。
さらに、最重要な事柄は、運営する立場になったときに、一番大切なのは「リスク」を取れるかどうか？
いや、必ずリスクを取らざるを得なくなるのです。
生業として新しくサッカークラブ設立を目指す人に参考になればと、ある方から教えをいただいた言葉です。
短期的に成功したいならば別だけれど、長期的に考えるなら「義理を欠く」「情けを欠く」ようなことをすると、最後には「恥を欠く」よ。
